ゼロから始める自作PC Intel第10世代CPUを検討する
Intel第10世代でCore i3、Core i5でもHTが投入され、それぞれ4C8Tと6C12Tとなりました。また、第10世代からソケット形状がLGA1200となり、これまでの第9世代とは互換性がありませんので対応マザーボードと一緒に導入しないとなりません。筆者は第6世代のものがありますが、互換性はないので頭の中をリセットして、 Intel第10世代を「ゼロ」から検討してみたいと思います。2017年に登場したAMD Ryzen 第3世代が性能面で Intel Core iシリーズを抜いたとかゲーミングPC界隈でありますが、ここでは筆者はゲームをしませんしゲーム性能だけにスポットをあてた解説はしません。
さて、HTの採用により4C8Tになった Core i3シリーズですが、PassMarkスコアを第9世代の Core i3 9100などと比べると期待したほど性能アップしていません。理論上ですとHTで最大で約1.5倍の性能アップを見込めるので、単純計算でも第9世代 Core i5 9400 に近い性能になるはずなんですが、9400比べると性能に差があります。これは憶測ですが第9世代の在庫を処分するために性能アップを手加減したと思えてしまいます。同じ4C8TのAMD Ryzen 3 3300Xのコスパが優れているだけに、ここは素直に次の Core i3に期待しましょう。8スレッドによるマルチ性能はありますが、6C6TのCore i5 9400よりPassMarkスコアがかなり低いのでマルチ性能でも期待できるものは限定的なものにとどまるのではないかと考えています。
次に Core i5 10400F(iGPU非搭載)とCore i5 10400をみるとPassMarkスコアでは、第9世代のCore i5 9400の約1.34倍になっていますので、HT採用による性能アップが順当なものといえると思えます。価格的にも約2万円ちょっとですので導入しやすいと思います。
Core i7になりますとPassMarkスコアでもAMD Ryzen7との比較では価格対性能での差が大きくなりますので、性能面で選ぶのはかなり厳しいと思います。
Intel Core iシリーズは、Windows 10 OSやソフトが最適化していますので安定性を含めてAMD Ryzenにアドバンテージがあるかと思いますが、登場して3年目になるRyzenもコスパでは優位になっていますので、今後も目が離せない状況になっています。
筆者は現在どちらかと言えば、Intelのアドバンテージを求めているところがありますので、値下がりを期待しつつ今後も検討を続けたいと思っています。