AMD RyzenシリーズとIntel Core iシリーズを単純に比較してみて
前回、AMD Ryzen用のB450とA320のマザーボードを取り上げました。価格からみると今年5月に発売された第10世代LGA1200ソケットの Intel Core iシリーズ用の最廉価版のH410チップセットのマザーボードもあります。
今回の自作PCのテーマは動画編集を考えていたのですが、予算的なこともあってテレワークができるぐらいのスペックにグレードダウンしました。予算を気にしすぎてスペック不足にはなりたくないので、落とし所の見きわめが肝心になってくるかと思います。今回は、スペックについて探っていこうと思います。
まず、テレワークについてはほとんどノートPCでやっていると思いますが、デスクトップPCとなるとノートPCと同等かそれ以上のスペックを持つサブ機というコンセプトになるかと思います。スペックがそれ以上になると動画編集などの作業用のメイン機になるかと思います。今回は、予算からから、テレワークがストレスなくできるというものを考えてみます。CPUについてはミドルクラス以下のものから価格とスペックで探っていきます。
Intel第10世代CPUで気になっているPentium Gold G6400(2C4T)はターボブーストはありませんが、クロックが4.0GHzとなっています。ワンランク上の4C8TのCore i3 10100もありますが、その価格からRyzen3 3300X(4C8T)や3100(4C8T)などを選んだ方がいいような気もします。また、4C4Tになりますが、Ryzen3 3200GのG付き内蔵GPUは、Intel内蔵GPUよりもかなり性能が優れているので、ビデオカード(グラフィックボード)を使わず内蔵GPUで運用したいのであればRyzen G付きモデルにするとコスト面でもメリットがあるように思います。3200G内蔵GPUはRadeon Vega8で、3400GのiGPUのRyzen Vega11が確かGeForce GT1030に近い性能で、Intel UHD630の性能はそれよりもかなり低くなります。GeForce GT710ぐらいでしょうか。詳しくは専門サイトでご確認ください。iGPUの性能がテレワークでネックになるとビデオカードの増設が必要になりますが、GT1030で8000円以上しますから考えものだと思います。
Athlon G3000はOC(オーバークロック)できるモデルですが、OCをするにはB450以上のマザーボードが必要になります。A320チップセットは定格になりますので、OCはできません。一般的にOCを常用することはリスクを伴うのであまりしない使い方だと言えます。
Athlon G3000の内蔵GPUは、Radeon Vega3です。ちなみにG3000のコアは、Zenコアの第1世代で、確かRyzen 3 3200Gは、第2世代のZen+コアだと思います。Ryzen第3世代のZen2コアのシングルスレッド性能がIntel Core iシリーズより優れているので、それ以前のものはそうでもなく逆に弱点と言われていました。しかし、マルチスレッド性能には優れています。
Intel Core iシリーズで性能もそこそこのものを選びたいということであれば、第9世代のCore i5 9400や第10世代のCore i5 10400からだと思いますが、予算をおさえたいとなると用途にあわせてグレードダウンをしていくことになります。スペックやベンチマークスコアから判断するのは無理がありますので、性能に少し余裕を持たせて選ぶことにはなります。