Intel PC環境を求めてCore i3シリーズを検討してみた

 今年5月に発売されたIntel第10世代CPUは、AMD Ryzen 第3世代のZen2コアの性能向上で影が薄いようにみえますが、意外でもないですけど前世代を含めたCore i5に人気が集まっているようにみえます。
 筆者は、Ryzen誕生前夜の4、5年前からエントリークラスのIntel CPU(Pentium G4500)で、グラフィックボードをドライブすることを画策していて、第6世代のものを自作PCのために用意していました。それまでは、AMD Athlonで低電圧系の自作PCを組んでいましたが、シングルスレッド性能でまさっていたIntel CPUで組みたくなっていました。それにAMD CPUは、Intelのものと比べるとWindows OSにしてもソフトにしても体感的にしっくりこないことを感じていたこともあります。
 今回のIntel第10世代を契機としてIntel CPUで自作PCを組んでみようと思っています。PCの用途として現時点では、まずテレワークを次に動画編集までできればいいのですが、予算からCore i5 9400も厳しいので、Core i3 9100を軸にしてPCの構成を検討しました。
 まとめたものからみてみると、第9世代と第10世代では、LGA1151とLGA1200なので、ソケットが別物になっていて互換性がないことからPCパーツを選定していくことになりますが、価格対性能比で考えますとAMD第3世代でエントリークラスのRyzen 3 3300X(4C/8T)の性能が良すぎるので、6C/12TのCore i5 10400にするにも少し抵抗があります。Ryzen5 3500(6C/6T)にしてもコスパに優れたものなので、価格対性能比でみるとRyzenを選ぶのが自然に思えます。しかし、Windows OSやソフトはIntel CPUを前提に開発をしているので、この点を考慮するとIntel環境というのは、それだけで選ぶ理由になり得ます。

 第9世代のCore i3 9100F(4C/4T)は、型番にFが付く内蔵GPU非搭載タイプで価格がその分安くなっているので求めやすいものになってますが、映像出力をするのに別途グラフィックボード(グラボ)が必要になります。もともとゲーム用のグラフィックボードGeForce GTX1650以上のものを使うのであれば問題ないのですが、ゲーム用でなくても8000円ぐらいはしますからグラフィックボードは。筆者はゲームはしませんので内蔵されているUHD630(iGPU)でいいかなと考えています。エントリークラスのグラボGeForce GT710は、UHD630より性能は確か低かったと思います。それでも4000円以上します。

 スペック的にはHTを採用した6C/12TのCore i5 10400が欲しいのですが、筆者はミドルクラス以上はAMD Ryzenを運用することにしました。となると、Intel環境の PCのスペックをどこまでのものにするのかということが課題になります。この考えで、値下げが期待できる第9世代のものにすることにしました。第10世代も今後は値下げが予測できますが、第9世代対応のB365のマザーボードを安く導入できたという個人的なことが働いてもいます。

 Intel第9世代と互換性のある第8世代Core i3 8100(4C/4T)は、クロック数3.6GHzの定格です。ターボブースト機能はないですが、評判の良かったものです。2018年ごろの評価なので、現時点ではどうなのでしょうか。性能マージンのないエントリークラスのCPUを導入すると短期間で買い替えを余儀なくされることになりますので、2年ぐらいは不満のでない性能を想定してCPUスペックを吟味していかないといけないと思います。

 Intel CPU Core i3-8350K 4GHz 8Mキャッシュ 4コア/4スレッド LGA1151 BX80684I38350K【BOX】【日本正規流通品】

 型番にKがつく倍率ロックフリーのOC(オーバークロック)ができるCore i3 8350Kです。定格で4GHzになってますが、TDP91Wと他の定格3.6GHzのCore i3はTDP65Wなので、OCクロック数が欲しい人のためのCPUです。しかし、PassMarkスコアでは、OCしていない素のままでもCore i3 9100より少し上のスコアです。OCするには、Z390やZ370チップセットのマザーボードが必要になります。筆者が用意したB365マザーはOCはできない定格運用のものなので、価格が少し高くなるCore i3 8350Kを検討すると価格面からCore i5 9400の背中が見えてきます。9400は6コア6スレッドですからマルチスレッド性能では別物になりますが、シングルスレッド性能に長けた8350Kは用途によっては魅力のあるCPUです。しかし、2017年ごろの話なので現在でも通じる内容なのかといえば少し状況は違ってきていると思われます。
 ざっとターゲットにしたCore i3 9100などをみてきましたが、一般的な使い方では不満のでないスペックとなっているのは確かなようです。しかし、動画のエンコードやマルチタクスで重くなるとがた落ちするのがエントリークラスでもありますので、用途をしぼった普段使いとして期待することろではあります。予算もないことから数千円刻みで詰めていくと必然的にニーズにあったCPUが見えてくるのではないかと思っています。

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