Intel Core iシリーズの第9世代と第10世代の比較

 ここ数日、第10世代の Intel Core iシリーズの情報を追ってみて、逆に第9世代は選択肢としてはどうなのかを考えることができたので、まとめたいと思います。一般的に Intel Core iシリーズは現行の製品群の性能と比べてみても価格対性能比で過去の製品はかなり劣っているとみていいもので、考え方としては当時から使っていたものの過去の製品の保守用と考えておくのが妥当ではないかと思います。では、Core i3にスポットをあててみていきましょう。
 2019年5月に発売されたiGPU非搭載の Core i3 9100Fは、ターボクロック最大4.2GHzの4コア4スレッドという仕様で、iGPU非搭載であることから比較的安い価格設定となっている。現時点では、9千円前後ぐらいだろうか。第10世代のCore i3 10100 はHTが採用され4コア8スレッドになっているので、その仕様からも9100Fとは別物としてみる必要がある。価格も約2倍となっていて、性能からしても順当かなと思っています。
 さて、9100Fの性能はPassMarkスコアをみてもパッとしないものです。いくらシングルコアの性能が良くてもマルチスレッド性能が低いと初動は良くても高い能力能力を維持することには不向きではないかと思っています。例えていうなら、瞬発力があっても持続力がないことで総合能力では劣るというもので、用途も限定的になりやすい。スレッド数が少ないことで性能バランスがあまり良くないCPUになっているように思えます。ゲームの場合では、グラフィックボードの性能もあって、それなりにクロック数があればドライブできますが、CPU能力に依存する場面では処理能力に頭打ち現象が頻繁に発生してしまうということが容易に予測されるかと思います。
 エントリーモデル性能のものは用途が限定的になりますので、予め用途についてよく詰めておく必要があるでしょう。ビジネス用としても重い作業には不向きなので、性能的には微妙なところです。コスト面からも用をたすことができなければ、いくら安く済んだとしても丸々無駄になってしまうリスクがあるといえます。こうしたことからも、あまりおすすめできるものではないことは確かです。ただし、経済的な理由から求める場合もあるかと思います。この場合、計画性がないことにはメリットにならない結果におわりやすいといえますので、そこは自己責任の範疇になりますが気をつけたいところです。
 筆者は、エントリークラスというかシングルコアの性能もさることながらマルチスレッド性能で処理能力を押し上げたり安定化させることを重要視するタイプなので、いままでのCore i5シリーズもHTを採用ぜすにいたのは技術的な理由よりも商業的な理由が大きかったのではないかと勘ぐっています。これは個人の見解であって、他に押し付けるものではありませんが、Intelにしても商いをしているわけなので、見え隠れする経営の話でもあるわけです。
 話を戻しますと、同クラスの第3世代AMD Ryzen 3の性能との比較からCore i3 9100Fはコスト以外では積極的に求める性能ではないと思えたので選択肢としては少し無理があると思いました。導入するにしても性能的なラインとして、6コア12スレッドのCore i5 10400からだと思います。これはRyzen 3 1600AE(6C12T)を筆者が持っているということが大きく影響していて、それによる見解です。他の人の事情を筆者は知る由もないし関心もないので、Core i3 9100Fを誰かが求めても特に不思議とは思わないことは断っておきます。
 ミドルからハイエンドまでのものについてはPC全体でかかる金額もはりますし、お仕事で必要ということであれば、親身になって相談にのってくれる詳しい人に話を持っていくべき案件なので専門サイトで調べるなりしてください。このような理由から荷が重いこともあり、ここでは割愛します。Core i3 9100Fにしても単体なら1万円以下の話になりますので、スポットをあてて話したということになります。
 

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