第10世代Intel CPUから第9世代を検討してみる

 Intel CPUのデスクトップPC環境を用意しようと数年前に第6世代のPentium G4500(3.5GHz 2C2T)と対応マザーボード(H170)を導入しました。第10世代Intel CPUが発売されて、Core i3とi5シリーズにHTが採用されたので、AMD Ryzenの第3世代Zen2コアのものと比較検討してみました。結果、ミドルからハイエンドまでは、Ryzenがコスパに優れていて用途にもよりますが価格対性能比で、Intelのものは割高に思えてしまい予算に余裕がないと導入は厳しいかなと思えました。
 一方、ローエンドは価格が低いこともあって、第10世代のIntelは以前よりも導入しやすいと言えます。Core i3シリーズで、4C8Tですから用途はかなり広がるかと思えます。コスパに優れたAMD第3世代のRyzen 3 3100と3300Xの価格が1万円台なので、筆者には1万円以上のCPUならRyzenを選ぶことになりそうです。まだ、発売されたばかりのIntel第10世代はやや価格設定が高いと言われていますので、今後値下がりをするかどうかで判断も変わってくると思えます。
 今までの世代ごとで性能をみてみますと、第6、7世代のCore i3 6100、7100と第8、9世代のCore i3 8100、9100では、2C4Tと4C4Tなので性能に大きな差があります。しかも、第9世代のCore i3では、ターボブーストが採用されていています。第10世代のCore i3では4C8Tに、Core i5では6C12Tとなっていて仕様としては、進化というかエントリーモデルまで、HTのCPUになり性能が向上しました。
 Intel CPUを使いたいという場合、用途に動画編集を含めるとCore i5 9400(6C6T)やCore i5 10400(6C12T)以上になるかと思いますが、それでも競合製品のRyzen 3 3300X(4C8T)にはベンチマークスコアで勝てませんので、動画編集を含めた用途ですと、第3世代のRyzen 5やRyzen7以上が無難な選択だと言えそうです。
 しかし、今までのWindows O/SやソフトはIntel CPUを前提として開発していますので、AMD Ryzenに対してアドバンテージがあります。エントリーモデルのギリギリの性能では、これがきいてくるのではないかと筆者は思うので、第10世代で定格4GHzのPentium Gold G6400(2C4T)とか気になります。Core i3 10100は価格が1万円台半ばになりますので今のところRyzen 3 3300X(4C8T)との比較では割高感が強いです。この3300Xは、PassMarkベンチマークスコアでは、Core i5 10400(6C12T)よりも上になってます。
 価格から1万円以下の第9世代のものはどうなのか?ということになりがちですが、価格によっては価格対性能比でも納得できそうですが、気をつけたいのが廉価版H310対応マザーボードのシステムバスクロックが上位のチップセットのものより遅いので留意が必要かと思います。これは体感差がどうのこうのということではなく、ポテンシャルの問題になります。
 こちら第9世代のCore i3 9100F(4C4T)です。型番に「F」が付く内蔵GPU非搭載モデルで、その分価格が安くなっています。Core i3 10100の4C8Tと比較してしまうと性能的には劣りますが、価格的に1万円を切ってますので筆者も中古市場の未使用7980円の検討したりもしました。しかし、対応マザーボードとセットになることを考えると、Pentium Gold G6400とH410M/Bのセットにして第11世代CPUを視野に入れた将来性を確保した方がいいだろうとは思えます。コストをなるべくおさえたいというのも、なにかと考えるところが多くなるものです。

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