ゼロから始めるAMD Ryzen導入について
AMD Ryzenシリーズは2017年に登場したもので、AMD CPUはコスパはよくても性能はいまひとつのところがあって鳴かず飛ばずが続いていていましたが、第3世代 Ryzenで第1世代の弱点とも言われていたシングルコアの性能を向上させ、 Intel Core iシリーズを凌駕するほどになりました。これは今までIntel Core iシリーズが市場をほぼ占めていたので、Windows O/Sにしてもソフトにしても Intel CPUを念頭にして開発がされていたものがほとんどで、その分ベンチマークなどの数値には示されない優位性というものがあってのことだったと思います。しかし、 第3世代Ryzenがその性能が優れていることで評判になり販売数を稼いだとなれば開発状況も少しづつ変化することが予測できます。こうしたことを踏まえて Ryzenの導入について考えてみてもいいのかなと考えています。
いま話題になっている第3世代の Ryzen 3 3300Xは、エントリークラスの上位モデルで価格も1万円台と CPUとしては安価なものになります。また、ゲーミング性能においては Intel Core iシリーズに迫るものになっているようです。これは、ゲーミングPC分野では広告効果が期待でき売れ筋商品を生み出す契機になると踏んだ商戦戦略において重要視されているということが大きく働いていることによると思えます。
Ryzensシリーズのエントリーモデルとして Ryzen 3 3100と3300Xは市場投入されたもので、3300Xの性能は上位モデルの Ryzen 5 3500を脅やかすほどのものになっているので、言ってしまえば今後もミドルレンジやハイエンドにおいても競合製品には負けない魅力的な製品を世に送り出してくという姿勢をアピールする効果を持たせた製品ではなかと考えられます。
しかし、自作PC市場をみてみるとPCを自作することでの経済的なメリットは少なく、どちらかといえば趣味として満足を得るためのものとなっています。また、安価なPCケースがその象徴とも思えますが、サイドパネルは薄くて指で押せばペコペコとへこむ高級感や精度とはまったく無縁の雑な仕上がりで、そういういったものを許容できうる人たちしか残れないという過酷ともいえる状況を一部が作り出しているともみえます。
これらのことを踏まえてながら Ryzenの導入を検討していくのも粋なのではないかと思いはじめています。